△日程第19 議案第29号 指定管理者の指定について(
松橋老人福祉センター)
△日程第20 議案第30号 指定管理者の指定について(
不知火体育館、松合体育館、
不知火温水プール、武道館、
不知火グラウンド)
△日程第21 議案第31号
工事請負契約の変更契約の締結について(
長崎久具線交付金橋梁上部工工事)
△日程第22 議案第32号 財産の無償譲渡について(
不知火保育園)
△日程第23 議案第33号 財産の取得について(
災害公営住宅建設用地)
△日程第24 議案第34号 平成31年度
宇城市一般会計予算
△日程第25 議案第35号 平成31年度
宇城市国民健康保険特別会計予算
△日程第26 議案第36号 平成31年度
宇城市後期高齢者医療特別会計予算
△日程第27 議案第37号 平成31年度
宇城市介護保険特別会計予算
△日程第28 議案第38号 平成31年度
宇城市奨学金特別会計予算
△日程第29 議案第39号 平成31年度
宇城市水道事業会計予算
△日程第30 議案第40号 平成31年度
宇城市下水道事業会計予算
△日程第31 議案第41号 平成31年度
宇城市民病院事業会計予算
△日程第32 議案第42号
工事請負契約の締結について(
松橋中学校屋内運動場改築工事)
○議長(長谷誠一君) 日程第1、議案第11
号宇城市延滞金等徴収条例の制定についてから日程第32、議案第42
号工事請負契約の締結について(
松橋中学校屋内運動場改築工事)までを一括議題とします。 去る2月21日及び2月26日の会議において、審査を付託しました各常任委員会から審査結果の報告がありますので、ただいまから各常任委員会における審査の経過並びに結果について、各常任委員長に報告を求めます。 まず、
総務文教常任委員長に報告を求めます。
◎
総務文教常任委員長(高橋佳大君) おはようございます。
総務文教常任委員会の審査報告をいたします。
総務文教常任委員会に付託されました案件につきまして、本委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、条例案件8件、その他案件3件、予算案件2件、合計13件の議案であります。委員会を2月27日及び2月28日に大委員会室において開催しました。委員会には、説明員として関係部局長、次長、各支所長並びに関係課長の出席を求め審査を行いました。 議案の審査の過程で論議された主なものを要約して申し上げます。 まず、議案第14
号宇城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員から「働き方改革の推進に伴う時間外勤務命令に関する改正の内容を具体的に説明願いたい」との質疑に対し、執行部から「1、上限時間を設定する。2、特別な業務が発生した場合における上限時間の特例を設け、職員の十分な健康管理を行う。3、時間外勤務による体調不良者に対する医師の面接指導を義務付ける。以上3点に関して、規則でも定めることができるように条例の改正をする」との答弁がありました。 次に、議案第16
号宇城市三角西港観光施設条例の一部を改正する条例の制定について、委員から「
三角西港浮桟橋と待合所の使用の
利用者手続きを一本化し、利用者の増加と利便性の向上を図るとのことだが、これで
三角西港周辺と合わせた観光推進の仕組みは全てできたのか」との質疑に対し、執行部から「県の
遊歩道整備等が残っており、これで全てではないが一歩前進と考えている」との答弁がありました。 次に、議案第23
号宇城市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について、委員から「
宇城市食物アレルギー対応委員会で、今後対応していく内容と開催頻度についてお尋ねしたい」との質疑に対し、執行部から「昨年11月より小中学校長、栄養教諭並びに養護教諭の代表者などによる
アレルギー食の検討委員会を設置し、実務者協議が行われている。その協議内容を基に、医療・救急専門の方を加えた
宇城市食物アレルギー対応委員会を設置し、市の基本方針やマニュアルを作成する予定である。各学校から学校給食課へ提出された
学校給食食物アレルギー対応提供事業申請書の内容についての協議や、各学校への指導・助言を行うための組織づくりを図っていきたい。開催時期については、平成31年度は8月か9月頃に第1回目、10月頃に第2回目を開催する予定である」との答弁がありました。 次に、議案第34号平成31年度
宇城市一般会計予算について、総務費の
交通安全施設整備工事費について、委員から「前年度と同額の予算額ではあるが、具体的にカーブミラーを何基設置するとか、そういう見込みで予算を組んでいるのか。また、地域の要望を踏まえた積算なのか」との質疑に対し、執行部から「緊急時への対応や土木部の道路の拡張、交通安全の要望等も含め、カーブミラーの設置39基分及びガードレール総延長100㍍分の予算を計上している。予算計上に際しては、前年のうちに全行政区に対して要望の調査をすべきものと考えている」との答弁がありました。 次に、観光費の
三角西港観光トイレ大
規模改修工事費について、委員から「どのようなトイレを計画されているのか」との質疑に対し、執行部から「龍驤館とムルドルハウス2か所を計画している。既に洋式化はしているが、今の観光地のトイレとしては見劣りするのではないかとの意見もある。
トイレ機器メーカーと連携するなど世界遺産にふさわしいトイレにしたい」との答弁がありました。 次に、教育費の
スクールバス運行業務委託料について、委員から「事故等に対する補償契約はどうなっているのか」との質疑に対し、執行部から「受託者が任意保険に加入することを原則としている。対人・対物賠償額は無制限、搭乗者については1千万円までとなっており、車両保険にも加入されている」との答弁がありました。 次に、議案第38号平成31年度
宇城市奨学金特別会計予算について、委員から「奨学金の借り手が22人と少ないが、貸付額はどのような状況か」との質疑に対し、執行部から「貸付額については、ピークが平成23年度3,214万円で、平成30年度は690万円まで減少した。平成23年度当時はまだ所得制限がなく、誰でも借入れができる奨学金制度だったが、奨学金基金の減少に伴い
日本学生支援機構と同じ所得制限を設けたことが貸付額が減少してきた主な理由と考える」との答弁がありました。 次に、議案第42
号工事請負契約の締結について(
松橋中学校屋内運動場改築工事)について、委員から「この後計画されている武道場の解体工事費も合わせるといくらぐらいになるのか」との質疑に対し、執行部から「武道場を含めると総額16億円になると見込んでいる」と答弁があり、さらに委員から「当初の予算額はいくらぐらいだったのか」との質疑に対し、執行部から「当初予算は、基本構想による屋内運動場の9億円に昨今の市場動向を見込み11億5千万円ほどとした。継続費の設定時点は基本設計の段階であったため、当初予算と同じ金額に設定したが、実施設計により実際の設計額は変わってきている」との答弁がありました。 以上が、質疑と答弁の主な点であります。これらの質疑を終結し、採決の結果、
総務文教常任委員会に付託されました条例案件8件、その他案件3件、予算案件2件の合計13件については、全て可決すべきものと決定しました。 以上で、
総務文教常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。
○議長(長谷誠一君)
総務文教常任委員長の報告が終わりました。 次に、
建設経済常任委員長に報告を求めます。
◎
建設経済常任委員長(福永貴充君) おはようございます。
建設経済常任委員会に付託された案件につきまして、本委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、条例案件5件、その他案件2件、予算案件3件であります。委員会を2月27日と28日に第3委員会室において開催しました。委員会には、説明員として関係部長、次長並びに担当課長の出席を求め、審査を行いました。 議案の審査の過程で論議されました主なものを要約して御報告申し上げます。 まず、議案第12
号宇城市森林環境譲与税基金条例の制定について、委員から「法律の内容と基金の使い道は」との質疑に対し、執行部から「所有者が自ら管理できない、相続人が不明などの理由により放置されている森林の管理に、市町村が介入できるようにすることが目的。まずは所有権情報の整備と意向調査を進めていきたい」との答弁がありました。それに対し、委員から「森林管理のための伐採や林道整備により、災害が起こる危険性もある。危機感を持って取り組んでもらいたい」との意見がありました。討論においては、「システムや法の適用に不透明な部分が多く不安要素の後押しになりかねない。議論の判断材料が不足している」との反対意見や、「林業の振興、環境保全の両方の面においてこの条例は必要」との賛成意見がありました。 次に、議案第13
号宇城市営駐車場条例の制定について、委員から「有事の際の対応はどうなるのか」との質疑に対し、執行部から「防犯カメラを駐車場とは別に設置し、24時間対応のオペレーターと通話できる機器も導入し、緊急時は1時間以内に現場に到着できる態勢を取る予定としている」との答弁がありました。それに対し、委員から「採算性はどれくらいを考えているのか」との質疑に対し、執行部から「3分の1の稼働で収支がゼロになる計算。年間5,800台程度の利用があればと考えている」との答弁がありました。 次に、議案第34号平成31年度
宇城市一般会計予算の土木費の
道路橋りょう費について、委員から「
リバーサイド・ロードは跨線橋の建設も予定に含まれていると思うが、踏切ではなく跨線橋とした理由は」との質疑に対し、執行部から「警察とも協議をした結果、踏切と交差点の距離が短く、渋滞を引き起こし、事故につながる危険性もあり、JRとの協議も含め判断した」との答弁がありました。これに対して、委員から「
リバーサイド・ロードの総合的な予定は」との質疑に対し、執行部から「長崎久具線を参考にすると、全長約3㌔㍍を3区間に分けておよそ15年程度を要するのではないかと考えている。交付金の配分次第によって早くなったり遅くなったりする可能性もある」との答弁がありました。これに対し、委員から「15年の中で人口減少、社会情勢の変化など様々な問題が起こると考える。全体構想の中でどのように考えているのか」との質疑に対し、執行部から「人口減少が進むから大規模な
インフラ整備が必要ないという考え方ではない。人口が減っているからこそ移動の迅速性、安定性が重要になってくると考えている」との答弁がありました。 次に、水産業費の
水産業振興費について、委員から「
カキ養殖事業の予算は合併当初から毎年計上され取り組まれてきた。マガキの養殖は成功しつつあるがクマモト・オイスターは厳しい状況と聞いている。詳細はどうなっているのか」との質疑に対し、執行部から「マガキは平成30年に2.5㌧、平成31年には15㌧の出荷を見込んでいる。クマモト・オイスターは、平成29年にゼロだった出荷数が、平成30年には300個となり、平成31年には2,000個となる見通し。長い試験養殖期間の中で海水温が産卵に大きく影響し、死滅につながることが分かった。時期を調整することで成果が徐々に表れている」との答弁がありました。これに対し、委員から「以前から、カキ小屋の設置はできないかと議論してきた。カキ小屋は三角町の更なる交流人口増加を見込める。是非、漁協と協力しながら進めてほしい」との意見がありました。 次に、総務管理費の
地方活性化事業費について、委員から「既存特産品の
ブラッシュアップ化事業とは具体的にどのようなことをするのか」との質疑に対し、執行部から「農作物や加工食品などの魅力向上のために、新たにラッピングの開発や統一した袋などで本市のPRを図り、販路を拡大していく」との説明がありました。それに対し、委員から「リピーターを増やすには、やはり商品自体の質を上げることも必要である。宇城市の特産品をたくさんの人に知ってもらうために周知方法も強化してほしい」との意見がありました。 次に、議案第39号平成31年度
宇城市水道事業会計予算について、委員から「
簡易水道事業と一本化したことで簡易水道の料金に変更はあるのか」との質疑に対し、執行部から「会計が一緒になっただけで事業としては別である。この一本化により料金が変更されることはない」との答弁がありました。また討論の中で「料金値下げのため、何か手を打たないといけない状況が続いている。議論が足りていない」という反対意見もありました。 次に、議案第40号平成31年度
宇城市下水道事業会計予算について、委員から「処理場の改修計画はどうなっているのか」という質疑に対し、執行部から「
松橋不知火浄水管理センターは、昭和60年代に建てられ耐用年数が経過している。今回は浄化槽タンク1基分の施工費を計上している。中長期的な改修計画は、
ストックマネジメント計画策定の中で計画する予定である」との答弁がありました。また、委員から「八代
北部流域下水道工事の進捗率は」との質疑に対し、執行部から「全体の整備率は9割弱で、
整備済み人口は約8,500人である」との答弁がありました。 以上が、質疑と答弁等の主な点であります。 これらの質疑を終結し、採決の結果、本委員会に付託されました、条例案件5件、その他案件2件、予算案件3件につきましては、全て可決すべきものと決定しました。 以上、
建設経済常任委員会における審査の経過並びに結果の報告を終わります。
○議長(長谷誠一君)
建設経済常任委員長の報告が終わりました。 次に、
民生常任委員長に報告を求めます。
◎
民生常任委員長(豊田紀代美君) おはようございます。
民生常任委員会に付託された案件につきまして、本委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、条例案件4件、予算案件5件、その他案件2年の合計11件であります。委員会を3月1日及び4日に、大委員会室において開催しました。委員会には、説明員として関係部長、次長並びに担当課長の出席を求め、審査を行いました。 議案の審査の過程で論議されました主なものを要約して御報告申し上げます。 まず、議案第19
号宇城市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について、委員から「今回、宇城市不知火老人福祉センターが廃止となり、松橋にある老人福祉センターだけになってしまうが、今まであったニーズを1か所で代替えできるのか」との質疑に対し、執行部から「合併当初は旧町に1か所ずつであったが、耐震不足や災害等により解体となった。高齢者の福祉の向上については代替え施設の公民館や防災拠点センターで実施していきたいと考えている」との答弁がありました。 次に、議案第32号財産の無償譲渡について(
不知火保育園)、委員から「この財政が厳しい中、なぜ無償譲渡なのか」との質疑に対し、執行部から「移管後直ちに園舎建替えを条件としており、その際現園舎は解体されるため無償譲渡とし、その分保育の充実に充てていただくように考えている」との答弁がありました。それに対し、委員から「備品に関しては今後使えるものもあるため、園舎と分けて有償で譲渡すべきではないか」との意見がありました。また採決の際に、「無償譲渡ではなく園舎の解体までは賃料を取るべきではないか」といった反対討論がありました。 次に、議案第34号平成31年度
宇城市一般会計予算の款2総務費、項3戸籍住民基本台帳費について、委員から「窓口の民間委託による委託費が計上されているが、民間に委託したことによるメリットは」との質疑に対し、執行部から「平成30年度の人事異動で、市民課と支所を含めて7人が他部署へ異動になっている。また民間に委託したことのメリットとして、フロアに出ての申請書の記入支援などが挙げられる」との答弁がありました。それに対し、委員から「平成32年度からの第2期の委託に向けて費用対効果を含めて再度検証を行うように」と意見がありました。 次に、民生費の児童館運営費につて、委員から「萩尾児童館の解体工事設計委託料が予算計上されているが、どうして1か所分だけなのか」との質疑に対し、執行部から「平成31年度いっぱいで竹崎、萩尾、曲野の3児童館が閉館となるが、竹崎と曲野については園舎は地区で利用したいとの要望が挙がっているため、解体設計の予算は計上していない。萩尾についても今後そういった要望があればその都度対応していきたい」との答弁がありました。 次に、民生費の子ども・子育て支援費について、委員から「保育士の給与を上げるための処遇改善加算がきちんと支払われているかどうかの確認はどのような形で確認しているのか」という質疑に対し、執行部から「民間保育園の加算の確認については市も参加して監査時に確認を行っている」との答弁がありました。 次に、民生費の子育て支援について、委員から「現在、児童虐待による死亡事件が発生し、連日ニュース等で報道されているが、宇城市の発見件数とその内容はどうなっているか」との質疑に対し、執行部から「平成29年度は23件の通告があっており、そのうち心理虐待が13件と最も多く、次いで身体虐待となっている。本年度も現在までに11件の通告があっており全ての対応ができている」との答弁がありました。 次に、議案第35号平成31年度
宇城市国民健康保険特別会計予算について、委員から「保険療養給付費が減少しているがその理由は何か」との質疑に対し、執行部から「国保の被保険者が平成27年度は約17,000人だったのが、平成31年度の試算では約15,500人と、ここ数年国保の一般被保険者が減少しているのが給付費が減少している理由ではないかと考える。また被保険者が減少している理由としては、宇城市の人口が減少している点と後期高齢者が増えているのが原因ではないかと考えている」との答弁がありました。 次に、議案第37号平成31年度
宇城市介護保険特別会計予算について、委員から「保険料の歳入予算が、介護保険事業計画の保険料見込み額と相違があるのではないか」との質疑に対し、執行部から「平成30年度の決算見込みから歳出予算を算定し積算しているため、それをもとに介護保険制度の負担割合により保険料の歳入予算額を算出し、予算に計上しているため計画値と相違がある」との答弁がありました。 次に、議案第41号平成31年度
宇城市民病院事業会計予算について、委員から「現在のジェネリック医薬品の使用率、また使用についての公的病院としての考えは」との質疑に対し、執行部から「ジェネリック医薬品について現在の使用率は低いが、今後努力していく」との答弁がありました。それに対し、委員から「以前から国、県、市ではジェネリック医薬品を推奨しているので、なるべく検討するように」との意見がありました。 以上が、質疑と答弁等の主な点であります。これらの質疑を終結し、採決の結果、本委員会に付託されました条例案件4件、予算案件5件、その他案件2件につきましては、全て可決すべきものと決定しました。 以上、
民生常任委員会における審査の経過並びに結果の報告を終わります。
○議長(長谷誠一君)
民生常任委員長の報告が終わりました。 以上で、各常任委員長の報告を終わります。 これから、委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第11号の討論に入りますが、通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 これから、議案第11
号宇城市延滞金等徴収条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第11号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第11号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第12号の討論に入ります。通告がありますので発言を許します。
◆15番(渡邊裕生君) ただいま議題になっております議案第12
号宇城市森林環境譲与税基金条例の制定について、反対の立場で討論します。 この基金条例は森林経営管理法、いわゆる森林管理システムの財源ともなる条例です。森林経営管理法には、幾つかの問題があると指摘されています。パリ協定の枠組みの下における我が国の温室効果ガス排出削減目標の達成、災害防止を図るための森林整備等の地方財源を安定的に確保する観点から、森林現場の課題に対応するため、現場に最も近い市町村が主体となって森林を集積するとともに、自然条件が悪い森林について、市町村自らが管理を行う新たな森林管理システムを創設することになっています。この中で、自然的条件からみて経済ベースでの森林経営を行うことが困難な森林等については、市町村が公的に管理を行うことになっています。環境譲与税を財源にして、どのようにして市町村が自然条件の悪い森林を公的に管理していくのか、その姿が見えていません。また、この法律では、森林所有者には伐採とその後の造林の実施に責任を持つように定めています。できない場合は市町村に委託させる内容になっていますが、委託に同意しない所有者に対して、市町村が勧告や意見書提出などプロセスを経れば同意したものとみなし、木を伐採してもいいことになっています。このことは、憲法が保障する財産権の侵害にあたりはしないかという指摘があっています。さらに林業を営んでおられる方からの意見として、優良木材生産は50年から100年という長い年月をかけて生産されるもので、この法律では主伐期11齢級55年ですが、11齢級としていることから、質の高い木材生産ができなくなるという懸念の声があります。全ての林業経営者の意欲が低下していることと判断することもできませんし、優良木材生産に意欲のある方たちの意思を尊重することも大切だと思い、この法律の問題点を指摘し、反対の討論とします。
○議長(長谷誠一君) 以上で、通告による討論を終わります。 これから、議案第12
号宇城市森林環境譲与税基金条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第12号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第12号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第13
号宇城市営駐車場条例の制定についてから、議案第31
号工事請負契約の変更契約の締結について(
長崎久具線交付金橋梁上部工工事)までの討論に入りますが、通告はありません。したがって討論なしと認めます。 これから、議案第13
号宇城市営駐車場条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第13号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第13号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第14
号宇城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第14号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第14号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第15号
宇城市総合計画審議会条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第15号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第15号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第16
号宇城市三角西港観光施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第16号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第16号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第17号
宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第17号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第17号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第18号
宇城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第18号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第18号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第19
号宇城市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第19号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第19号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第20号
宇城市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第20号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第20号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第21号
宇城市河川敷等占用条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第21号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第21号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第22号
宇城市立公園条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第22号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第22号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第23
号宇城市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第23号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第23号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第24号
宇城市公民館条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第24号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第24号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第25号宇城市生涯
学習施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第25号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第25号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第26号
宇城市民プール条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第26号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第26号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第27号
宇城市立体育館条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第27号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第27号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第28号宇城市三角
地域過疎地域自立促進計画の変更についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第28号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第28号は可決しました。 次に、議案第29号指定管理者の指定について(
松橋老人福祉センター)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第29号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第29号は可決しました。 次に、議案第30号指定管理者の指定について(
不知火体育館、松合体育館、
不知火温水プール、武道館、
不知火グラウンド)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第30号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第30号は可決しました。 次に、議案第31
号工事請負契約の変更契約の締結について(
長崎久具線交付金橋梁上部工工事)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第31号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第31号は可決しました。 次に、議案第32号の討論に入ります。通告がありますので発言を許します。
◆1番(原田祐作君) ただいま議題になっております、議案第32号財産の無償譲渡について(
不知火保育園)について、反対の立場で討論いたします。本議案は宇城市公立保育所の民営化に関連する議案であります。公立保育所の民営化とは、政府の三位一体の改革により、平成16年度から国の公立保育所に対する運営費の補助が廃止され、交付税に一本化されたことにより急速にその流れが広まってきたと考えております。これ以降民営化の議論の場では、保育の質に関することよりも、保育所の運営コストに対してより重きを置かれた議論がなされてまいりました。このことが現在保育環境を取り巻く様々な課題、特に保育士の身分保障等、保育の質に深く関わる部分についての課題が発生し、解決ができていないその原因であると考えております。本年実施予定の保育料無料化による国の運営費補助割合をみても、今後この流れは大きくなっていくと確信しております。ここで、保育所をコスト面だけで議論するような環境に歯止めをかけるため、また、財政状況が厳しい本市におきましては、有償譲渡や施設の貸与による歳入が見込まれるのであれば、当然それは実施されるべきである点を指摘いたしまして、反対の討論といたします。
○議長(長谷誠一君) 以上で、通告による討論を終わります。 これから、議案第32号財産の無償譲渡について(
不知火保育園)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第32号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第32号は可決しました。 次に、議案第33号の討論に入りますが、通告はありません。したがって討論なしと認めます。 これから、議案第33号財産の取得について(
災害公営住宅建設用地)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第33号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第33号は可決しました。 ここでしばらく休憩をいたします。
-------○------- 休憩 午前11時03分 再開 午前11時15分
-------○-------
○議長(長谷誠一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 次に、議案第34号の討論に入ります。通告がありますので、順番に発言を許します。まず、20番、中山弘幸君。
◆20番(中山弘幸君) 20番、中山です。ただいま議題になっております、議案第34号平成31年度
宇城市一般会計予算につきまして、私は反対の立場で討論いたします。まずは、去る平成31年3月8日の一般質問において、渡邊裕生議員の質問に対して、市長から渡邊裕生議員の質問を揶揄する不適切な発言がありました。揶揄するとは、嫌な気分になるようなことを言う、皮肉を言う、嫌なことを言う、からかう、嫌みを言う、不快なことを言う、おちょくるという意味があります。そこで私たちうき未来21では、議長を通して文書で市長に対して発言の撤回と謝罪を求めました。その内容は以下のとおりです。1、万歳です、お手上げまでならまだしも、万歳というのは全く不適切であります。
○議長(長谷誠一君) ちょっと、中山議員。
◎
議会事務局長(吉澤和弘君) 質疑です、討論ですよ。
◆20番(中山弘幸君) いや、これに続きます。・・・議員に対しての全般的な話ですから。討論です。
◎
議会事務局長(吉澤和弘君) 一般会計予算ですよ。
◆20番(中山弘幸君) 討論です、この後に続きます。
○議長(長谷誠一君) ここでしばらく休憩します。
-------○------- 休憩 午前11時17分 再開 午前11時19分
-------○-------
○議長(長谷誠一君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。
◆20番(中山弘幸君) では、いろいろ言いたいこともございますが、それは別の機会で申し上げることにしまして、議長の叱責に敬意をはらいまして、この続きはまたの機会に発言をいたします。 さて、今回提出されました平成31年度
宇城市一般会計予算につきましては、まずこの予算が消費税10%への引き上げを前提にしていること。これまでも発言してきましたが、消費税の10%への引き上げは日本経済に致命的な打撃を与え、更なる増税へとつながり、日本経済は負のスパイラルに突入する可能性があります。また、どうしても賛成しかねる大野川
リバーサイド・ロードの関係予算、また、不知火公民館解体予算が含まれております。よってこの予算には反対をいたします。議員各位におかれましては、御賛同賜りますようお願い申し上げ私の討論といたします。
○議長(長谷誠一君) 次に、12番、五嶋映司君。
◆12番(五嶋映司君) 12番、日本共産党の五嶋でございます。ただいま議題になっております、議案第34号平成31年度
宇城市一般会計予算に反対の立場で討論いたします。反対の第1は、先ほど中山議員からもありましたが、歳入歳出にわたって、国民生活に大打撃を与える可能性を含む消費税増税を前提とした予算になっていることです。10月1日から消費税を10%にするという方針が決まっているとはいえ、経済情勢は不透明な上、政府統計の改ざんなどの疑いで日本経済が本当にこの増税に耐えられるのか疑問です。また、国民の所得が増えていない上に貧富の差の拡大が言われる中、低所得者ほどその影響を受けるという消費税増税を前提とする予算案です。第2は、施設整備や災害復旧の名目で行われる解体費や建設費の問題です。建設される施設が解体される公民館や老人福祉施設の代替として使用できるということですが、代替利用計画に不十分さが感じられます。また、災害復旧修理した施設をわずかな期間で解体し、新たに建設する予算も問題です。またこれらの建設費をみても、資材費の高騰や人手不足で当初の見込みより大幅に金額が高くなっています。本予算においても一昨日の一般質問の答弁のとおり、当初設計費は平成30年度の189億円に続き、平成31年度も87億円と例年の2倍程度となっています。このような膨大な建設予算は、市民の住宅復興に大きな影響をもたらすことは明らかです。事業に対する財源対策などで、今でなければ市の財政負担はさらに拡大するという説明ですが、国の動向など将来にわたって検討できているのかにも疑問があります。その他、総務部の人件費の支出や教育部の施設・・・も適切と言えない予算が計上されています。このような理由から、議案第34号平成31年度
宇城市一般会計予算には反対をいたします。議員諸氏の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(長谷誠一君) 以上で、通告による討論を終わります。 これから、議案第34号平成31年度
宇城市一般会計予算を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第34号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第34号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第35号の討論に入ります。通告がありますので発言を許します。
◆12番(五嶋映司君) 12番、日本共産党の五嶋でございます。ただいま議題になっております、議案第35号平成31年度
宇城市国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論いたします。この予算では、県が示した標準税率に従い、標準税率よりも宇城市の方が高い分を引き下げて、所得200万円、小中学生の子ども2人の夫婦では6,000円程度の引き下げが提案されていることは評価をしたいと思います。しかし、国保税は払いたくても払えないと言われるほど、負担感の大きな税であることに変わりがありません。今の宇城市の国保財政を見てみると、世帯当たり1万円から2万円程度の引き下げが可能な状況ではないかと思います。執行部の健全な国保の運営という思いは分かりますが、低所得者層の加入が多く、協会けんぽや組合健保などの他の保険に比べると、倍以上に高いという国民健康保険の実態をみると引き下げが必要です。しっかりと検討をしてその実現に向かっての努力を強く要請するという意味も含め、議案第35号平成31年度
宇城市国民健康保険特別会計予算には反対をいたします。議員諸氏の賛同をどうかよろしくお願いします。
○議長(長谷誠一君) 以上で、通告による討論を終わります。 これから、議案第35号平成31年度
宇城市国民健康保険特別会計予算を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第35号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第35号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第36号の討論に入りますが、通告はありません。したがって討論なしと認めます。 これから、議案第36号平成31年度
宇城市後期高齢者医療特別会計予算を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第36号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第36号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第37号の討論に入ります。通告がありますので発言を許します。
◆15番(渡邊裕生君) ただいま議題になっております、議案第37号平成31年度
宇城市介護保険特別会計予算について反対の立場で討論します。平成31年度の
宇城市介護保険特別会計予算は、第7期介護保険事業計画の推計値とは一般質問で指摘したとおりかい離があり、市民に説明できないということで反対をします。議員諸氏の賛同をお願いいたします。
○議長(長谷誠一君) 以上で、通告による討論を終わります。 これから、議案第37号平成31年度
宇城市介護保険特別会計予算を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第37号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第37号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第38号の討論に入りますが、通告はありません。したがって討論なしと認めます。 これから、議案第38号平成31年度
宇城市奨学金特別会計予算を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第38号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第38号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第39号の討論に入ります。通告がありますので発言を許します。
◆12番(五嶋映司君) 12番、五嶋でございます。ただいま議題になっております、議案第39号平成31年度
宇城市水道事業会計予算に反対の立場で討論いたします。宇城市の水道料金が近隣市町村に比べて、さらには日本全国等の比較の中でも高い状態にあることは、一般質問などで度々申し上げてきました。水道事業は、人間が生きていくために最も大事である水を提供する社会資本を構築する事業の1つです。これはまた公共料金と言われ、できることならば、全国皆が平等に負担する金額となることが望ましいと思います。今回のこの水道会計予算が更なる負担増をもたらす予算ではないとはいえ、この予算を認めることは高い水道料金を容認することにつながります。一歩でも半歩でも水道料金を近隣市町村並みに引き下げる努力の見られる予算の提出を要望して、議案第39号平成31年度
宇城市水道事業会計予算に反対をいたします。
○議長(長谷誠一君) 以上で、通告による討論を終わります。 これから、議案第39号平成31年度
宇城市水道事業会計予算を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第39号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第39号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第40号から議案第42号までの討論に入りますが、通告はありません。したがって討論なしと認めます。 これから、議案第40号平成31年度
宇城市下水道事業会計予算を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第40号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第40号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第41号平成31年度
宇城市民病院事業会計予算を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は原案可決です。議案第41号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員です。したがって、議案第41号は原案のとおり可決しました。 次に、議案第42
号工事請負契約の締結について(
松橋中学校屋内運動場改築工事)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は可決です。議案第42号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第42号は可決しました。
-------○-------
△日程第33 議案第43号
工事請負契約の締結について(
松橋西防災拠点センター新築工事)
△日程第34 議案第44号
工事請負契約の締結について(
松橋東防災拠点センター新築工事)
△日程第35 議案第45号
工事請負契約の締結について(
豊野防災拠点センター新築工事)
○議長(長谷誠一君) 日程第33、議案第43
号工事請負契約の締結について(
松橋西防災拠点センター新築工事)から、日程第35、議案第45
号工事請負契約の締結について(
豊野防災拠点センター新築工事)までを一括議題とします。 市長から一括して提案理由の説明を求めます。
◎市長(守田憲史君) 今回追加提出しますのは、
工事請負契約の締結3件でございます。松橋西、松橋東、豊野の防災拠点センター新築工事に係る
工事請負契約の締結になります。詳細につきましては総務部長から説明いたします。この案件につきましてよろしく御審議をいただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(長谷誠一君) 提案理由の説明が終わりました。これから議案第43号から議案第45号までの詳細説明を求めます。
◎総務部長(成松英隆君) それでは、議案第43
号工事請負契約の締結について詳細説明を申し上げます。議案集の2ページと説明資料集の2ページから8ページをお願いいたします。今回の
松橋西防災拠点センター新築工事に係る
工事請負契約の締結につきましては、平成31年3月11日契約の相手方と仮契約を締結しています。契約の内容は、工事名、
松橋西防災拠点センター新築工事。工事場所、宇城市松橋町松橋564番地2。契約金額、5億760万円税込みでございます。請負者、熊本市中央区大江4丁目13番20号、小竹・いさお建設工事共同企業体、代表取締役大堂正人。工期は平成31年3月29日までとしております。 工事の概要でございます。建築工事一式、鉄骨造の2階建てでございます。1階の延べ床面積が762.88平方㍍、2階床面積が717.08平方㍍、延べ床面積が1,479.96平方㍍、これに電気設備工事一式、機械設備工事一式となります。入札参加者の条件としましては、条件付き一般競争入札で代表構成員、いわゆる親と言われるところが建築一式工事の総合評定値990点以上の県内に主たる営業所を有するもので、構成員にいわゆる子のほうが、宇城市格付建築一式A等級の2社によりJV方式としております。県内での代表構成員の資格をお持ちは25社、宇城市建築一式A等級は5社になります。この条件は後ほど説明いたします議案第44号、議案第45号も同様となっております。施工実績、配置予定技術者の施工経験としましては、平成16年度以降元請けとして
請負金額1億5千万円以上としております。その結果、2組のJVが入札に参加し、3月8日の宇城市工事入札指名等審査会の審査を経て落札者を決定しています。その後3月11日に落札者と仮契約をしております。予定価格は5億1,321万6千円、落札額は先ほど申しました5億760万円、落札率は98.91%となっております。 続きまして、議案第44
号工事請負契約の締結について説明いたします。議案集は3ページ、説明資料集は9ページから15ページをお願いします。こちらは
松橋東防災拠点センター新築工事に係る
工事請負契約の締結につきましては、平成31年3月11日契約の相手方と仮契約を締結しています。契約の内容は、工事名、
松橋東防災拠点センター新築工事。工事場所、宇城市松橋町豊福1786番地の一部。契約金額、6億3,666万円税込みでございます。請負者、八代市迎町2丁目9号10番地、和久田建設・日置組建設工事共同企業体、代表取締役和久田数臣。工期は議案第43号と同じでございます。 工事概要でございます。建築工事一式、鉄骨造2階建てでございます。1階の床面積が1,027.45平方㍍、2階床面積が972.52平方㍍、延べ床面積が1999.97平方㍍、それに電気設備工事一式、機械設備工事一式です。入札参加者の条件は、先ほどの議案第43号で説明のとおりでございます。施工実績、配置予定技術者の施工経験としましては、平成16年度以降元請けとして
請負金額2億円以上としています。その結果、2組のJVが入札に参加しております。予定価格は6億4,314万円、落札額は6億3,666万円、落札率は98.99%です。 続きまして、議案第45号に移ります。議案集は4ページ、説明資料集は16ページから22ページにあります。
豊野防災拠点センター新築工事に係る
工事請負契約の締結です。契約の内容は、工事名、
豊野防災拠点センター新築工事。工事場所、宇城市豊野町糸石3140番地3。契約金額、3億3,890万4千円税込みでございます。請負者、熊本市中央区坪井6丁目17番15号、木村・実栄建設工事共同企業体、代表取締役木村賢正。工期は先ほどと同じでございます。 工事概要でございます。建築工事一式、鉄骨造平屋建てでございます。延べ床面積が957.20平方㍍、そのほか電気設備工事一式、機械設備工事一式となっております。入札参加者の条件は、議案第43号と同様です。施工実績、配置予定技術者の施工経験としましては、平成16年度以降元請けとして
請負金額1億円以上としています。その結果、2組のJVが入札に参加しております。予定価格は3億4,300万8千円、落札額は3億3,890万4千円、落札率は98.8%となっております。
○議長(長谷誠一君) 議案第43号から議案第45号までの詳細説明が終わりました。 これから、議案第43
号工事請負契約の締結について(
松橋西防災拠点センター新築工事)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
◆12番(五嶋映司君) 12番、五嶋です。ただいま議題になっております議案第43
号工事請負契約の締結について(
松橋西防災拠点センター新築工事)について質疑をいたします。前回はこういうきれいな資料をいただいて、かなり細かく説明をいただきました。最初の段階ですね。その後変更になっている点がどういう点が変更になっているのか、まず幾つか挙げてあれします。設計の変更点は。2番目は、当初計画との金額の違いは。3番は、利用計画は。4番は、一般質問の中でこの施設は職員が常駐できないという答弁がございましたが、どういう状況で管理される施設なのか。ただ、管理室はございますからその辺はどうなのかという説明をいただきたい。それともう1つは、当然これを管理するためには条例が必要です。そのために条例はどういう条例になるのか。条例の使い方その他の条例のアウトラインが見えなければ、この建設が本当にいいのかどうかというのも見えなくなります。いわゆる利用計画も含めての条例制定はどうなっているのか。一応、その点を質問いたしますので御答弁をよろしくお願いいたします。
◎総務部長(成松英隆君) 工事の変更点ですけど、松橋西につきましては、これまで説明したものと余り変わってはおりません。職員というのは常駐できませんけれども、例えば管理人とかそういうところはいらっしゃっても構いません。利用計画ですけれども、元々申し上げておりましたが、平時につきましてはコミュニティ機能を持たせてございまして、いざというとき災害時には防災拠点として利用を計画しております。条例はどうするのという、今詳細について詰めておりますので、次の議会あたりで提案をしていきたいと考えております。
◆12番(五嶋映司君) 余りにも課題が大きすぎて、今、ここでやったらきりがないですね。ところが委員会付託されないものだからここでやらなきゃしょうがないんですよ。今日委員会付託が省略といういわゆる議運ではそういう形になっているみたいで、今日終わらせたいというような話ですから、これ、それでできるのかどうかというのは非常に疑問なんです。結局ここでやるのに、委員会質疑ならば多くいろいろできますね。ここは3回しかないんですよ。で、3回であってこんなに課題があって、まずはなんでこういうちゃんとした資料出さないんですか、ここで。これ見たって分からないですよ。これ見比べたら松橋西はほとんど変わらないです。ただし、変わっています、また。一生懸命みて、眼鏡かけて、虫メガネかけてみて初めて分かります。東は少し変わっています。今度は豊野にしては場所が変わったから大きく変わっていますよね。まあ、外観とか面積とかはほとんど、要するに変わったと言えないぐらいの変わり方です、面積はね。これはもうほとんど変わっていないと僕はそれは了解しますけれども、しかし、用途その他に関してはかなり変わっているんじゃないかと。例えばトイレをここにきて、こうしたとかこうしたとか話がありますね。管理室がこれにあったけれども、じゃあこれも管理室がどうなのかという話があったりなんかするんで、まずはね、こういう資料をちゃんとしたものを、こんな見にくい資料しかないんじゃなくて、ちゃんとしたここで比較できるような資料を出さないのかというのがまず第1点。それと、当初計画との金額の違いは御説明にならなかったから、その辺はもう一度説明してください。それと利用計画はというのは、前も言っていましたけどと言うけど、これは今までの質疑の中で、福祉センター潰すから福祉センターの代わりもやるんだよということをおっしゃっている。しかし常駐しないと福祉センターという意味はどういうのなのかと言われる。福祉部長は、市では福祉センターは設置要件ではないよとおっしゃるけれども、今までやったところをこれを福祉センターに使うんでしょう。使うと言っておられるのに福祉センターを使うにはそれなりの専門家がいる。そして公民館に使うなら公民館の条例がある。それなりの専門家がいる。常駐はしないとおっしゃるけど公民館の代用はできるのかということです。だから、今言った問題は福祉施設の部分にしては福祉の専門家がいなくて、福祉施設の代用ができるのかというのが1つと、公民館については公民館のちゃんとした専門家がいなくて、公民館についてはちゃんと条例の中で公民館の専門家が幾つもいます。これは学問の一分野にもなっています。そういうのが、それができるのかということですね。これはね、条例制定は後でやるとおっしゃっているけど、先にこれ条例を大体つくるのは後ででもいいかもしれないけど、こういう条例に基づいてこの施設をつくりますというね、これはニワトリと卵かもしれませんから何とも言えませんけれども、少なくともこういう目的で、防災センターは今防災センターですよ。防災センターをつくりますというなら、そういう防災センターの条例を出しなさいと。そうすると代替施設としてはどうなのかという議論はできるけれども、ここではそういう議論もできないんじゃないかと。ちょっと余りにも多くてまとめきれませんので、その辺をちょっと説明をしていただきたい。
◎市長(守田憲史君) まず、人員の件でございます。今回防災拠点センターの整備でございます。例えば支所をつくる予算と、防災センターをつくるときは9割補助でこれ全然違いますので、支所を置くわけにはいかない、職員を置くわけにはいかないという意味です。で、公民館でもない、公民館はおっしゃるとおり公民館法の人員を置く必要があるのかもしれませんし、そういう職員を置く必要がある。これは防災拠点センターなので、そういう国としては防災拠点センターをつくるにあたって支所はつくらせませんよ、公民館でもありませんよというのが趣旨でございます。ですから人員というのはそういう意味で、置けないというよりもそういう事情の中で、ただ管理室を置きまして、ここには正規職員もいるわけでございます。そして今後公民館みたいな使い方をするときには、すぐ近くに支所もございます。その中でやりますし、支所の職員はそこには常駐はいたしませんが、十分に公民館として使うときにもいろいろな会議に使うときにも、福祉の行事をするときにも、すぐ近くに支所があるわけでございますので、何ら問題はないと考えます。
◎総務部長(成松英隆君) 金額の変更点は、ここについては資材の高騰とかそういうものになるので、全般的な話をさせていただいてよろしいですか。
◆12番(五嶋映司君) 本来ならね、ちゃんとここで、正確に説明してください。概略ではしょうがないです。説明できないなら後で文書をいただいていいです。
◎総務部長(成松英隆君) 分かりました。文書で回答いたします。あとは条例の制定については先ほど答弁したとおり、次の機会の時にしていきたいと考えております。
◆12番(五嶋映司君) 全然、疑問が解けないし、今市長がおっしゃったように、これは資金としてそういう資金だからこれしかできないというのはよく分かります。しかし、ここでやってきているのは、施設整備の中でやってきているのは、住民サービスをやる拠点の部分を随分潰してきたわけですよね。で、そういう部分をここに代える、隣に支所があるからできるよというのは非常に便宜的で、それはそうかもしれませんけれども、じゃあそういうのをちゃんと計画の中に入れてくださいと。ところが今の段階じゃ全然入っていないんですよ。市長の言葉で言われているだけであって。しかし、これはこういう形でこういう整備します、で、ここの部分を潰しますと。だから、特に支所があってこうで、使い方はこうしますというのは文章には一切なっていない。だからそういう議論も、本来ならば今回は委員会の中でちゃんとできるはずなんですね。ところがここでは、もう僕はこれで最後です。この部分に関しては。それ以上議論ができない。で、まだ聞きたいことがいっぱいあります。これではこの問題の提起の仕方は、非常に問題があると思います。だから、今の部分について例えば、使い方には問題がない、予算がこの予算だからこれにしか使えない。そういう予算でやったやつをほかのにも使えるけれども、じゃあ老人福祉センターなら老人福祉センターとか公民館とかには、どういうものが設備としてなきゃいけないのかというのはあると思うんですね。だから安易に、ここにも支所にもそれぞれ主事みたいなのを置いてするのか。それともそういうことはせずに一般職員にやらせるのか、公民館の行事というのはいわゆるその地域の人たちの知的なものを高めるとか、健康増進するとかいろんな要素を含んでいます。そういうものをやるために公民館主事は必要だというような状況がありますが、そういうのが実際に支所の中に置かれるのかということでこの運用というのが分かるわけですよね。ところが今はその運用が分からない中でこれを決めてくださいというのは、やっぱり非常に飛躍があり過ぎる。
◎市長(守田憲史君) 今回、今日追加提案を出しておりますのは、請負契約の締結の問題でございまして、利用するうんぬんに関しましては予算の方に入っておりますので、その時の議論でございます。それと公民館として使うわけではありませんので、公民館の使用を今ここでうたうわけにはいきません。公民館ではないもので。それともう1点、先ほどの予算うんぬんに関してですが、これは今、今年でないともらえない予算なんです。これをしないと延ばしなさいと言ったら延ばせて国からお金をもらえるものではありません。選択肢としてここで新築できないならば、あとは大規模改修というか、もう改修でやるしかないんです。その辺の緊急的な熊本地震における特別予算の中での予算であり、今回の建設でございます。そして公民館法のうんぬんがどうのというそれは議論はできないところでございますが、支所に近いし今までの経験もありますので、しっかりと福祉センターとしても、いや、そこに福祉センターの拠点を置くわけではありませんが、市民サービスにはより新しい建物の中でしっかりとできると確信がございます。
◆12番(五嶋映司君) 発言はできないんですよね、3回目だから。だから、今の疑問については、次の議案の中で続きはやりたいと思います。異論はたくさんあります。一応、これでこの質疑は終わります。
○議長(長谷誠一君) ほかに質疑ありませんか。
◆15番(渡邊裕生君) ただいま議題に上っております議案第43号から議案第45号まで一括した質疑をさせていただきたいと思いますが、まず、素朴な疑問です。最初この計画は、防災コミュニティセンターということで表に出てきたと思います。それが、いつからか防災拠点センターに名称が変わりました。なぜ、コミュニティセンターから防災拠点センターに名称が変わったのかという明確なお答えをいただきたいと思います。次に、資料集に図面が併せて載っております。字が小さくて読めません。言えば、先ほど市長はあくまで締結の話ですからということではあるんですが、図面の数字がもう平方㍍数とかほとんど私の目では小さすぎて分からないという話で、例えば炊き出し室をこの3施設を比較したときに、対象となる人数に対して適正な面積が確保されているのかという問題等は、今回話ができるのか。あくまで、この契約締結のみの審議であろうか、先ほどのお答えではそうだったんですが。ここに図面が載っている以上、やっぱりその計画の妥当性とかそういったものに関して、少しはやっぱり質問をしてもいいのではないかと私は思っております。そこで、先ほど五嶋議員もおっしゃいましたが、今この時間帯の中で3回という限られたこの質疑という中で、十分なやりとりができるとも思いませんので、できたら委員会付託を本当はお願いしたいところではあります。それと、すみません、市長の言葉に対してどうこうという話ではないんですが、今回の3施設の中で豊野の場合は支所に近いというのがあります。ただ、松橋西、東は、本所からかなり距離があります。その公民館的機能若しくは老人福祉センター機能をこれで持たせるという話になったときに、近くに公民館の職員はどこにいらっしゃるのかな。社会福祉協議会の職員はどこにいらっしゃるのかな。当然社会福祉協議会は今回松橋の老人福祉センターに一本化ということで、東は割と近いと思いますが、西の方は隣にある施設はインダストリアル研修館ですね。それとの関係とか、いろいろやっぱりお尋ねしたいことってあると思うんです。そういったことで私が今3点ほど言いましたけれども、お答えをいただければと思いますが、その施設のあり方とこの契約締結の金額の問題との整合性がどうとれるのかというのは、今この質疑の中だけで了解できる話かどうかというのはちょっと疑問がありますので、一応そういうところをお含みおきいただきながら答弁をお願いします。
◎総務部長(成松英隆君) まず、名称の変更ですけれども、これは補助金の関係でございます。それとインダストリアル研修館はまだ新しく残しております。
◎市長(守田憲史君) 豊野は支所の近くであると。そして松橋東に関しましては、社協が入りますので、基本的に社協がほとんどやっておりますので、これは問題なかろうかと思います。そこで松橋が2か所になったときに、2か所にそれぞれのというのはなかなか難しいと思いますし、またインダストリアル研修館も残るところでございますし、すぐ近くでありますので本所から行くということで御了解をお願いするところです。
◎総務部長(成松英隆君) 1つ忘れていました。これは五嶋議員の時のです。図面が小さいということですけど、大変申し訳ございません。これまで体育館等ずっとやっていたときに、議案に付するときの図面はこのタイプで今までやって慣例に従ってやってきたということで、大変申し訳ございません。今後は、その点は気を付けるように別途資料を出すということを考えたいと思います。
◆15番(渡邊裕生君) その補助金との関係一言で終わると言えばそうなのかもしれませんけれどね、でもやっぱり防災コミュニティという言葉が付いていたから、公民館機能や老人福祉センターの機能がそこにきちんと担保されているというところで私たちは理解をしていました。しかし、防災拠点センターとなると何か防災のみの施設に取られてしまうというのがあって、地域のコミュニティというのが本当にできていくのかというのがちょっと不安になります。先ほどそれぞれの担当の職員がそばにいてと、じゃあ東は社協だけでいいのか、公民館機能を使うときにその公民館の職員はそばにいなくてもいいのかとかですね、逆の話になりますよね。西の場合は公民館職員は近くにいても、社協の職員はそばにいないとか。要するにその使い勝手の問題としてスムーズに使える体制ができるのかどうかというのが、先ほど五嶋議員が言われていたように、条例とやっぱり合わせて審議をした方がいいんじゃないかなと私も思いました。契約ありきでこのまま進んでいって本当にいいのかどうかというのは、本当に私疑問が残ります。本当にこの施設の中身を審議する時間というのがどうも今日はないんじゃないかと思いますので、やはりきっちり中身をこれ最終の図面ですから、本当にこれで良かったのかどうなのかというのは手前で全然議論できませんでしたから、今ここで議論ができるかというとたぶんできないと思います。やっぱり時間の問題というのは非常に大事かなと思いますので、委員会付託をお願いして質疑を終わります。
◎総務部長(成松英隆君) 補助金の関係と申したのは、防災拠点に係る部分につきまして補助率2分の1でございます。コミュニティに係る部分は東北地方にも同じようなものがございまして、その中で会計検査の指摘等でそこが3分の1に抑えられたというところで、今回防災拠点センターですけどコミュニティ部分になるところは3分の1の補助金というところでやらせていただいております。
○議長(長谷誠一君) ほかにありませんか。
◆1番(原田祐作君) 本件に関して質疑がありましたので、ここで発言をさせていただきます。私も議員になりましてこの防災拠点センター、当初は渡邊議員から御指摘がありました防災コミュニティセンターという形で私も認識をして、これも宇城市が掲げる大きなプロジェクトの中の1つだよというところで私も認識をしておりました。ただ、当初御説明いただいたのが、かなり以前でその時の図面は先ほど五嶋議員からも御指摘がありましたカラーで非常に丁寧な御説明をいただきました。ただ、今回この議案に至るまでにその変更の部分があるということも本日分かりましたし、またそのやはり数字では表せないんですが、コミュニティから拠点というところの変化に関わるところのやっぱり使い方のニュアンスも非常に疑義が残るところでもあります。そこでいろんなことを言いたいんですが、今回、今総務部長の答弁でございました。その災害拠点となる部分とコミュニティの部分で補助率が違うと今御説明がありましたけれども、その辺は、具体的にどの部分が何平方㍍あるのかというのをひとつお聞きしたいと思います。また、もう1つは今回図面を見させていただくと、松橋の東と西、また豊野に関しては、調理場のスペースが設けてありました。先日一般質問をした時に、小川の以前いただいた建設用のコミュニティセンターの図面を見ると室内に調理室がなかった。非常にせまい部分しかなかったと。それについてどういったその取扱いの違いがあるのかというのは、今回の議案と関係ないから説明できないよということであればいいんですが、もし説明できればそこもお願いしたいと思います。
◎総務部長(成松英隆君) 部屋の使い方というのは基本的なところは両方名前がございます。防災避難というときには、例えば大避難室、例えば集積倉庫とかそういうのはコミュニティが付いたらホールとかそういうことになります。中避難室が中会議室とかですね、そういうふうに分けておりまして、大きくあるのは情報共有スペースというのがよくホワイトボードを張り出すとかそういうところが通常のコミュニティホールでエントランスホールというふうになっております。できるだけ県と相談しながらここは防災でいいけど、ここは補助金の支給に引っかかるからというところとかいろいろ検討しながら、部屋ごととかそういうのに分けて防災とコミュニティの対象は別途としております。
◆1番(原田祐作君) 今回請負契約に関する議案ということで、適切じゃないというような話を先ほどからなされていますので、この辺で非常に多く疑問が残るんですけどやめようと思うんですが、やっぱりその請負契約の議案と言われましても、今回そのトータルで18億円近い、これは大切な皆さんの税金から頂いた予算ですよね、それとまたこの事業は宇城市の大きなプロジェクトの中の1つと言われていますし、また災害に関わることなので非常に大切なことだと私もそこは十分理解しているんです。ですから以前頂いた図面と全く変わりがなく、またその当時使われていた防災コミュニティセンターから防災拠点センターに変わったというところも、きちんと説明があって今回の議案が出されたんであれば、私もここまで申し上げませんが、その辺について、私素朴にちょっと疑問がありまして。今回金額の締結の話だよと言われてもなかなか納得できない部分がありましたので、この点を質問させていただきました。以上で、発言を終わります。
○議長(長谷誠一君) これで質疑を終結します。 次に、議案第44
号工事請負契約の締結について(
松橋東防災拠点センター新築工事)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
◆12番(五嶋映司君) 先ほどの続きではないですけれども、今市長がおっしゃった皆さんも気にされているけれども、この議案は
工事請負契約のみとおっしゃられますが、この工事契約をやることによって、この図面が成立するんですよね。この図面は予算ではとおっていません。この図面を基にこういう契約をしますということで初めてこの全容がはっきりします。ですから、この中でこの図面を含めてどうあるべきかと議論するのは絶対必要なことだと私は思います。その辺ではどういう具合にお考えになるかまず聞きたいということと、それともう1つは先ほど言いそびれたんですけれども、何で今日、僕はこれに全て反対という意味じゃないんですよ。議会を軽視せずに議会にしっかり議論させろと、議論して皆さんが納得したらそれでいいじゃないかと。じゃあ使い方はどうするんだとか何とかというのに関しても、議論してじゃあそういう形にするようにしようということが合意できれば、予算との関係で文字では書けないという部分もあると思います、当然。だからそういうところは議論することによってしっかりできる。しかし今の段階では、結局この前の答弁の中でも常駐はできないとか、これは何とかという話になると、おいおい待てよと、それは住民サービスの後退にならないのかというのが一番気になるところです。ですから、今はまず今回は2点だけ。この契約が
工事請負契約のみとおっしゃっているけれども、じゃなくてこの内容が、実際に工事内容が決まるのがこれなんだと、これをここで議決するんだということですから、この内容に議論するのは当然のことということをどうお考えになるのか。もう1つはなんで今日、ここで、委員会付託をせずにこの大事な問題をここで議決してほしいのか。タイムリミットがあるとか何とかということがあったら正確に教えてください。
◎総務部長(成松英隆君) もともと面積が1,986.04平方㍍で基本計画を立てております。今回が1,999.97平方㍍と増加させております。先ほども申しましたけれども、大きな変更点はここが福祉的避難所ということです。
◆12番(五嶋映司君) 変更点じゃないんですよね。今市長がおっしゃったように、ここで議論するのは契約の問題だけだと、この内容の問題は必要ないんだとおっしゃったから違うんだと、それは。それはどうなんですかと聞いているんです。
◎市長(守田憲史君) 変更が大きなものではなく、その全体から見て今の面積がそう大きくないというところでは、その当初の説明の範囲内という理解でございます。それで、変更はない。そこで議論をしていただきたい。今の自分の解釈としては、今回の請負契約自体のそこを見ていただければと思うわけで、そこの使い方がどうだうんぬんに関しては、先ほどの予算の中の事前の中で御指摘いただきたいとお願いしたところでございます。
◎総務部長(成松英隆君) なぜ追加議案なのかという点で、まず補助金の関係でございます。平成31年度の3月中に今年度予算ですので、契約することが望ましいということが1点でございます。それと工期が標準工期を考えますと11か月でございますので、予算繰り越しても来年度一杯までかかるというところで、一刻も早く契約をして着工したいというところがもう1点でございます。それと何でこの時期になったのかというと6月の28日に補助金の交付決定がございまして、すぐさま取り掛かりまして7月23日から1月31日までに実施設計業務を委託しております。それから実際の施工を考えまして、2月7日の指名審査会に諮って12日に公告をしております。それで見積り期間をとって3月5日に入札しておりますので、かなりタイトなスケジュールではございますけど、その中でやらせていただいて今回この時期に提案ということになりました。
◎市長(守田憲史君) 常駐について独り歩きしているきらいがあるかと思います。公民館ではないので公民館の職員は置かない、支所ではないので支所の職員は置かない。その中で本来正規職員は置いてするべき管理かもしれませんが、できたらそれを民間にそれが指定管理者なのかうんぬんかは今後の議論でございまして、その常駐というのが、置かないとかそういう議論ではないというのは御理解いただけたらと思います。
◆12番(五嶋映司君) 今おっしゃった中で、軽微な変更はできるとおっしゃったけども、もしここで否決されることを前提におかれてないけれども、これはこの議会で否決される可能性だってあるわけですね、そういうときには変更というのは当然起こりうるわけなんですよ。だからそこで議論をして変更はないかもしれません。だけども変更する議論をするのは当たり前なんですよ。と僕は思います。ですから今市長がおっしゃったように、軽微の変更ならこのままいけますというけれども、今やったものはこれはこういう計画でいきますというのは説明があった段階で、それで議論は出ているかもしれませんけれども、それを最終的にはここで決めるわけですから、その変更の可能性は当然、その変更の可能性がなければ議会で議決する必要はないわけでしょう。金額だけの問題だったら。僕は1つその辺が疑問な点で、先ほど総務部長がおっしゃった、いわゆるこれはなぜここかという部分については、事故繰越とか明許繰越とかそういう制度がいろいろありますね。そういうことはできないのか。そういうことができる可能性がなんでないのかも説明してくれなきゃ分からないでしょう。だから3月31日までと分かりますよ。3月31日までに予算化してやっていて、それでできなければ事故繰越、明許繰越ってあるわけでしょう。それができるなら議論の時間はあるんじゃないですか。その辺は財政課長もおいでになるから、財政含めて。
◎市長(守田憲史君) 五嶋議員のおっしゃったその面積うんぬんについて、ここの場で議論をなさると、それは否定したわけではございません。大規模なうんぬんということであったと思ったもので、その後五嶋議員がおっしゃったように、ここの請負契約うんぬんの中で議論なさることを否定するものではございません。こちらの主張としてその大きな変更でない、よくこの建築の実際に行われる範囲内の変更であろうという認識でその旨をお伝えし、そこで改めて我々としては改めて議会にかけて皆さんに御判断をいただく大きな変更ではないという意味でございますので、申し訳ありません。 それと、また総務部長が説明いたしますが、今回のこの予算につきましては、熊本県でも7割8割を宇城市が頂いた予算でございます。それはこの忙しい中にもこのチャンスをいかしてうんぬんを出したからこそ、ここにタイムリーなところでもらえた予算でございまして、それなりに県と交渉もお願いし、急いでするからこそじゃあ分かりましたというところで、よその市はそこまで手が回っていなかった。その中でここで急がないといけない、ここをもらえなかったらこの9割の予算はもらえませんので、本来の建設そのものができない、そういう状況の中での今回の予算のお願いでもあり、今日の契約締結のお願いでもございます。よろしくお願いします。
◎総務部長(成松英隆君) 予算の話でございました。明許繰越は議決をいただいております。ですから一旦これでやらせていただいて契約をしてから繰越をと考えております。で、あと事故繰越はどうだというお話だったんですけど、事故繰越は契約をしないと事故繰越は認められません。
◆12番(五嶋映司君) 3回目ですからこれまでにしますけれども、今言われた中ではっきりしとかなきゃいけないのは、議会の中は議論の場ですから、先ほどこれは契約の案件だからここで議論できないよというようなことは、是非、そういうことはなかったと、今お認めいただいたから分かりましたけれども、そういうことは僕らも素人ですから、そう言われると、あら、これここで言っちゃいけないのかなと思ったりもしますから、そういうことは是非ないようにしていただきたい。
◎市長(守田憲史君) 素人じゃありませんよ。給料をもらってらっしゃる議員ですから素人じゃありません。プロですよ皆さんは。
◆12番(五嶋映司君) いやいや、まあ、いいです。それと繰越は明許はできると、明許やると、それは確かにそうせざるを得ないと思うんですね。すぐ払えるわけじゃないんですから、契約しても3月31日までに。だからそうするならば、なぜこうなのかということに関しては、今日が14日ですね。これで臨時議会をやることは十分可能ですよね。議会を延長することだって可能です。だから1日あればいいわけですから委員会は。それだけを僕は言っているんです。そこで議論させなさいと。僕はそこで議論して、そして積み上げなさい。でないと今の提案の仕方は議会軽視につながるということを僕は強く言っています。是非その辺は御考慮というか御理解をいただきたい。
◎市長(守田憲史君) 議会軽視という言葉が出ましたので、今まではちょっと表現を遠慮しておりましたが、一般会計予算をとおすときに、本来反対すべきであったところでしなかったという五嶋議員のそこについては、何のあれもなく、そしていきなり議会軽視と言われてもなかなか厳しいものがあると思います。
○議長(長谷誠一君) ほかにありませんか。
◆1番(原田祐作君) 今、御答弁の中で1つ質疑が浮かびましたので、質問させていただきます。まず予算の中で検討しなければならないというところであれば、当初私たちが説明していただいた分と今回が変更の部分があると、変わった部分があるということはお認めになったという前提でお話をさせていただくと、その変更があったのにその変更後の図面を見ないでその数字だけで議論ができるという御認識をお持ちなのかという点が1点と、その変更は軽微であるという、大きな変更ではないというお話なんですが、であるなら、私の中の判断で軽微な変更というのは、その建築基準法上その建築確認を出し直す変更を伴わない変更が軽微と捉えています。ですので、その例えば変更部分が何平方㍍で、それはその建築確認の申請を出し直さなくていいよというようなところがもしあれば、その辺の基準の判断があれば御説明願いたいと思います。
◎総務部長(成松英隆君) 確認申請は現在のでやっております。予算をいただいたのが、当初予算だったと思いますので、そのときはまだ基本構想その後実施設計をして、ちゃんとくみ上げて図面にしたというところでございますので、そこの差異が出てきたということでございます。別途機会を設けて、一度は御説明を議員の皆さんにはしたところでございます。
◆1番(原田祐作君) できれば、その辺の具体的な変更点がどれぐらいあってという話も聞きたかったんですが、その辺がやっぱり見えていないというところで私たちも責任をもって住民の方たちに説明する上で、ちょっと材料が足りないなというところでの質疑というふうに捉えていただければと思います。以上で発言を終わります。
○議長(長谷誠一君) これで質疑を終結します。 次に、議案第45
号工事請負契約の締結について(
豊野防災拠点センター新築工事)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
◆12番(五嶋映司君) 場所が変わりましたよね、いわゆる活断層の関係で。それで変わった部分をできればね、これはこういうのをちゃんと出していただくとね、ほんとうにありがたかった。本当に決まるときにこれを出してこないというのは、やっぱりまずいなと思いますから、それは先ほど出しますとおっしゃるから是非お願いしたい。だからここの部分の変わった部分だけ、形は変わっていませんから中の位置だけが変わったような感じですから、その辺だけ説明していただくとありがたいと思います。
◎総務部長(成松英隆君) 位置はもともと現在の豊野の公民館のところに建てる予定でございましたけれども、国交省の方から活断層があるというお話でそこから正確な場所がどこに断層があるかというのは分かりませんけど、割と近かったものですから、それをそのまま元の小学校のグラウンドの正門の近くに変更したというところでございます。
○議長(長谷誠一君) ほかにありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 質疑なしと認めます。 お諮りします。ただいま議題となっております議案第43号から議案第45号までにつきましては、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。 [「異議あり」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) ただいまの委員会付託省略について異議があります。この場合の申し立てには、会議規則第75条の規定により4人以上を必要とします。よって異議のある方の起立を求めます。 [異議のある者起立]
○議長(長谷誠一君) 4人以上であり、動議は成立しました。よって、委員会付託することについて起立により採決します。 賛成の方の起立を求めます。 ここでしばらく休憩します。午後1時から再開します。
-------○------- 休憩 午後0時40分 再開 午後1時00分
-------○-------
○議長(長谷誠一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 委員会付託を省略することに反対の動議が成立しましたので採決をします。 委員会付託をすることに賛成の方の起立を求めます。 [賛成者起立]
○議長(長谷誠一君) 起立少数ですので否決されました。よって委員会付託を省略します。 次に、議案第43号の討論に入ります。討論はありませんか。五嶋映司君。
◆12番(五嶋映司君) 12番、五嶋でございます。ただいま議題になっております議案第43
号工事請負契約の締結について(
松橋西防災拠点センター新築工事)について反対の討論をいたします。質疑の中で議論してきたように、この問題まだ皆さんと一緒にしっかり議論して、市民に納得できるような説明ができるようにすることが非常に大事だと思います。また、私はこの工事そのものに反対ではありません。公共施設がどんどん無くなった段階でこの施設を使い方によっては公民館だとか、いわゆる老人福祉センター的な役割で使うことができるそういう要素を持っているということは認めますし、工事自体について反対するものでありませんが、まずは議論をしっかりやる、そしてその使い方まで含めて皆さんが了解を得られるそういうようにすることが非常に大事だと思います。それと同時に今まで説明があった中で、じゃあ議会の中でその議論がなぜ今日採決なのかという問題についても、議会の延長も可能ですし、この休会をして今日少なくともまだ時間があります。この中での議論もできます。そういう意味では議会私どもにも責任があったように思います。なぜなら、このことを
議会運営委員会が決めてしまってその方向を出したこと。そのことについては議会の我々も反省しなければいけない問題だと思います。そのことも含めてこの議案には反対をいたします。議員諸氏の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(長谷誠一君) ほかに討論はありませんか。溝見友一君。
◆10番(溝見友一君) この議案に対して賛成の討論をさせていただきます。議案第43
号工事請負契約の締結について(
松橋西防災拠点センター新築工事)についてです。私はこの議題に関しては、地震があったからこそ防災拠点センターが必要だというふうに私は認識しています。もしもなければ、防災拠点センターを建てることも議論することもなかったと思います。その有事の際に、やはり寄り添う場所が必要だと執行部の方々、市長はじめ思われて、そしてこの予算を持ってこられたと認識しています。それと、私どもこの防災拠点センターというのが一体何なのかというのを、私どもが初め聞いたときに分かりませんでした。議論話し合いを進める中で、でもこれを市民に対していかに説明するかということも私も考えました。その中で、うちは松橋地区、西防災拠点センターの松橋校区地区では、連絡協議会を開いて、このことを4回から5回ほど執行部の方々を交えていろんな意味で説明を聞かせていただきました。そしてその中で市民の方々も、いや、それはどうだと、使い勝手はどうなるのかと、公民館とは違うのはどうなのかといろんな議論を5回ほどさせていただいた上で、そして皆さんが納得しているかどうかは分かりませんけれども、その中で議論した上で何度か図面を出してもらい、そして変わったときには変わったところも説明してもらい、それをその連絡協議会で話した上では、決して間違ったことでもありませんし、これが今まで何もなかった議論の中で全て決定することではないというふうに私は認識しているところです。議員皆さんの賛同を得られますことを願いまして、討論の言葉と代えさせていただきます。
○議長(長谷誠一君) ほかにありませんか。原田祐作君。
◆1番(原田祐作君) 1番、原田です。私は、今議題にされております議案第43号について反対の立場で討論させていただきます。前提といたしまして、これは私だけではなくて私の会派の皆さんもそうだと思うんですけれども、この施設自体の建設に反対をしているわけではありません。熊本県を襲った大きな震災、これによって大変多くの方が困られて、この地域も非常に疲弊した。その方たちを助けるためにもまた、この地域に力を戻すためにも、この建設工事はある一定の役割があるとそれは十分認識をしております。だからこそ、私たちはもっとこの施設を深く知り、その使い方を市民の皆様に周知し、そしてこの建設費は、先ほどの溝見議員の賛成討論に対する言葉ではありませんが、その地域の方たちだけがお金を出して建てているんじゃないんです。豊野から三角まで広く皆様の税金からこの工事費は出されている。そしてまた広く言えば、国の補助金を頂いているのであれば、日本国皆さんのお金からこの建設は行われる、こういうふうに捉えられるんであれば、せめてこの宇城市の代表である私たちこの議員は、たとえどこにある施設でも、私は小川ですが、三角の施設でも豊野の施設でもその内容を理解し、議論すべきだと思います。とても議論が深まっているとは思えません。先ほどの議会の混乱と言わせていただいたら言葉が悪いかもしれませんが、このような状況が市民の皆様方にカメラを通して放映される。そうしたときに市民の皆様がどう感じられるのか。その辺を十分に理解していただき、反対の立場なんですが、施設の建設自体を反対しているのではなく、もうちょっと議論を深めたい、そういう意味で本議案に反対の立場から私は討論させていただきます。どうか議員の皆様、私のこの気持ち御理解いただき、御賛同いただけますことをお願い申し上げます。
○議長(長谷誠一君) これから、議案第43
号工事請負契約の締結について(
松橋西防災拠点センター新築工事)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。議案第43号は、可決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第43号は可決しました。 次に、議案第44号の討論に入ります。討論はありませんか。五嶋映司君。
◆12番(五嶋映司君) この件も先の議案第43号と同様に、十分な議論がなされているとは思いません。十分な議論がされることを求めてこの議案には反対をいたします。
○議長(長谷誠一君) ほかにありませんか。豊田紀代美君。
◆19番(豊田紀代美君) ただいま上程されております議案第44
号工事請負契約の締結について(
松橋東防災拠点センター新築工事)について、賛成の立場で討論をいたしたいと思います。私はこれまで熊本地震以来、市長をはじめ、執行部の皆さん、議会の皆さんもそうですが、この地震に対して何とか地震の際のいろんなことが総括した施設ができないもんだろうかと、こういう大変な時期にそういう防災拠点センター、今考えればそれが防災拠点センターであったんですけれども、地域住民の方も避難しておられたり、仮設住宅に入られたりしながら、私どもに議員として私にもいろんな方がそういうことを、何とかできないですかというような形でおっしゃっていただきました。そして執行部の守田市長の御英断でしっかりとそこのところを県、国におっしゃっていただいてこの画期的な補助金ができて、国の支援をいただくことになりました。そういうことで、この防災拠点センター、災害に強いみんなが安心してできる拠点が私は必要であったと思いますし、先ほど原田議員から我々は宇城市の議員だからと、そんな東、西とか豊野とか三角とかじゃなくして、宇城市全体の議員としてそれは考えるべきであるというふうな考えの発言がございました。全くそのとおりかもしれません。でも、溝見議員がおっしゃったのは、自分の地域で一番身近な地域の中で西の防災拠点センターをつくるのに、その団体長たちが集まられるところに執行部を呼んで、しっかりとその説明をされてするということは、私は議員として立派だったと思います。私も事あるごとに私の東の防災拠点センターの分につきましては、説明をさせていただいております。その中で、しっかりと頑張ってこの防災拠点センターをしてほしいと。これからもっともっと議論を深めるところについては、「紀代美ちゃん、話をするから、そのときはそういう要望をちゃんと上げてくれ」とおっしゃっていただいております。誰もが議員になった以上、責任を持ってやるのが当たり前。そして、それぞれがそれぞれの意見で、意見を言うことはいいと思います。ただ、私はこの今上程されているこの議案第44号については賛成の立場で申し上げました。どうか議員の皆さん、御賛同をいただきますようによろしくお願い申し上げます。
○議長(長谷誠一君) ほかにありませんか。これで討論を終結します。 これから、議案第44
号工事請負契約の締結について(
松橋東防災拠点センター新築工事)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。議案第44号は、可決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第44号は可決しました。 次に、議案第45号の討論に入ります。討論はありませんか。五嶋映司君。
◆12番(五嶋映司君) 議案第45
号工事請負契約の締結について(
豊野防災拠点センター新築工事)に反対の立場で討論します。先の議案第43号、議案第44号と同様に、この問題についても十分な議論がなされていないと思い、反対をいたします。
○議長(長谷誠一君) ほかにありませんか。髙本敬義君。
◆7番(髙本敬義君) 議案第45号に反対の立場で発言させていただきます。基本的に本議会は、いろんな諸規定と合わせて議員の申合せによって運用がされてきている部分は多いと思います。本議会は、質疑は簡潔に行い、そして委員会に付託していこうとそういう申合せをしてあります。先だっての全員協議会の中でも、宇城市の議会は委員会主義だということがうたわれ、皆さん合意されました。であるならば、こういう事業にあたって議案にあたって、これまでの討論で各議員が話されましたように、事業そのものに反対するものではありませんが、議事の議案の取扱い進め方として、やっぱり全うな正当な議会運営にあるべき委員会付託をして、きちんと議論をしてより良い事業を展開していくのが筋ではなかろうかと思います。そういった意味で議案第45号には反対ということで、議員諸氏の賛同をよろしくお願いします。
○議長(長谷誠一君) ほかにありませんか。大村悟君。
◆8番(大村悟君) 8番、大村です。今議論されています議案第45
号工事請負契約の締結について(
豊野防災拠点センター新築工事)について賛成の立場で討論をさせていただきます。特に、豊野につきましては、新たな活断層の話が出まして、それを配慮していただきながら場所も変更していただいております。豊野だけじゃなくて今回6か所防災拠点センターができるということになっておりますが、それを知った時点から、例えば公民館的要素も含むと、福祉センター的な要素も含むということを私は理解をいたしまして、機会あるごとに地区の方々には説明をしてきたところであります。それぞれのまちというよりも私が説明してきた地域住民は、この完成をまだなのかまだなのかということを、いつから取りかかるのかというのを、声を挙げながら期待して待っておられます。是非、この議案第45号を賛成の立場で討論させていただきましたので、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(長谷誠一君) ほかにありませんか。これで討論を終結します。 これから、議案第45
号工事請負契約の締結について(
豊野防災拠点センター新築工事)を採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。議案第45号は、可決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。 (ボタンを押す)
○議長(長谷誠一君) ボタンの押し忘れはございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成多数です。したがって、議案第45号は可決しました。
-------○-------
△日程第36 同意第1号 副市長の選任について(浅井 正文氏)
○議長(長谷誠一君) 日程第36、同意第1号副市長の選任について(浅井正文氏)を議題とします。 これから、討論に入ります。通告がありますので、順番に発言を許します。まず、20番、中山弘幸君。
◆20番(中山弘幸君) 20番、中山でございます。ただいま議題となっております、同意第1号副市長の選任につきまして、私は反対の立場で討論いたします。私は議会人として28年間で助役、副市長の同意案件に反対するのは今回で2回目であります。できますなら、反対討論はしないで済ませたいと今日まで願ってきましたが、御本人を前にしてこのような結果になったことは非常に残念であります。私の質疑に対して市長は、副市長の責務について単なるトップの補佐役ではなく、トップマネジメント政策の判断、企画に主体的に関わる責務を担っているという趣旨のことを述べられました。ということはナンバー2ではなく、ほとんどトップと同等という理解もいたします。今回の三角町振興株式会社における社員の売上金を私的に使ったという不祥事について、市長から報告がなされた後に、直属の上司である副市長から謝罪の言葉があってしかるべきでありました。市長から、私が謝罪したことが全てですなどという発言があることが私には到底理解ができません。また、本人は損害を弁償され、会社も辞め、十分とは言えませんがそれなりの社会的制裁を受けておられます。それに比較し、直属の上司である浅井氏に対する文書訓告という処分が果たして妥当なのか。極めて疑問であります。文書訓告は国家公務員法82条における懲戒処分には含まれず、地方教育行政の組織及び運営に関する法律43条を根拠として行われている。文書訓告は比較的軽い処分とされているが、昇給や給与などの取扱いに一時的に影響がある場合もあるとされております。また、人事院の懲戒処分の指針では、監督責任関係の中の指導監督不適正というところで部下職員が懲戒処分を受けたに等しい場合で、管理監督者としての指導監督に適性を欠いていた職員は、減給または戒告とするともあります。市長の説明では、三角町振興株式会社には、懲戒規定がないという説明でした。ないこと自体大問題でありますが、ないのであれば人事院の指針に準ずるということもできたはずであります。 私は、議会の権威を振りかざしているわけではありません。日本には連綿として受け継がれてきた美しい精神があります。それは、美徳であり潔さであります。今回の不祥事において人の上に立つ人間として、宇城市民の皆様に対して少しでも申し訳なかったという気持ちがあるならば、この議場という公の場で議員からの質問に対してではなく、自ら進んで謝罪することに何のためらいがあるというのでしょうか。私が残念なのは、これまでに浅井氏から市民の皆様に対してという言葉が聞かれなかったことであります。私は格調高い宇城市議会の1議員として、これらのことをどうしても見過ごすことができません。よって、この副市長の同意案件には反対をさせていただきます。議員各位におかれましては、御賛同賜りますようによろしくお願い申し上げまして、私の討論を終わります。
○議長(長谷誠一君) 次に、19番、豊田紀代美君。
◆19番(豊田紀代美君) 19番、豊田です。ただいま上程されている同意第1号副市長の選任について賛成の立場で討論をいたします。副市長の職務は、市長を補佐し、市長の命を受けて政策、企画をつかさどり、その補助機関たる職員の担任する事務を監督するとされ、市政において大変重要かつ重大な職務です。この副市長の職務を遂行されるためには、市民に寄り添った行政経験による判断力さらには市民職員の皆さんから信頼されることが重要だと思います。浅井副市長は、昭和53年松橋町役場に奉職され、4年前に退職され、約37年間は地方公務員として行政に携わり、その経験をいかされ最後の3年間は総務部長として市政発展のため、その職務を実直に遂行されてこられました。その後副市長に就任され、議員の皆様方も御承知のとおり、4年間身を粉にして副市長の職務を十分すぎるほど遂行されました。特に平成28年の熊本地震では、自宅が大きく損壊をしたにもかかわらず休むことなく朝から晩まで一生懸命守田市長を補佐し、守田市長と共に被災者支援や復旧の陣頭指揮にあたられました。そのおかげで宇城市は熊本地震からの復旧が進み、復興に向かうことができたというふうに確信をいたしております。また、副市長の職務の1つである職員の担任する事務を監督するために、市職員の信頼も重要でございます。浅井副市長の誠実、実直な人柄は皆さんも御承知のとおりです。この人柄により、多くの職員から副市長は暇なく業務を遂行されている、諸問題について適切な助言や判断をもらうなど信頼の声をよくお聞きいたしております。私も、平成3年に旧松橋町の議会議員に初当選して以来、浅井副市長が地方公務員として仕事に真摯に取り組まれる姿勢、さらには副市長としての身を粉にして働かれる様子を注視してまいりました。宇城市では5大プロジェクトも進行している中、熊本地震からの復興、国営基盤整備事業など新たな事業の開始、さらには人口減少、少子高齢化などの大きな諸問題に直面をいたしております。浅井副市長がこれまで市職員としてまたは副市長として行政に携われ、市民のため全力で諸問題にあたられた経験は、市にとっても財産に値すると考えます。この財産をいかし、これから市が直面する諸問題解決、市の発展のため、浅井副市長にもう1期頑張っていただくことは願ってもないことだと確信をし、本同意議案に賛成をするものでございます。本議案に対する議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げまして、賛成の討論を終わります。
○議長(長谷誠一君) 以上で、通告による討論を終わります。 これから、同意第1号副市長の選任について(浅井正文氏)を採決します。採決は、起立によって行います。同意第1号は、これに同意することに賛成の方は起立願います。 (賛成者起立)
○議長(長谷誠一君) 賛成起立多数です。したがって、同意第1号はこれに同意することに決定しました。 ここでしばらく休憩します。そのまま自席でお待ちください。
-------○------- 休憩 午後1時33分 再開 午後1時35分
-------○-------
○議長(長谷誠一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
-------○-------
△日程第37
議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出について
○議長(長谷誠一君) 日程第37、
議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題とします。 議会運営委員長から
議会運営委員会の調査中の事件について、会議規則第110条の規定によって、お手元に配布しております申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(長谷誠一君) 異議なしと認めます。したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
-------○-------
△日程第38 各常任委員会の閉会中の継続調査の申し出について
○議長(長谷誠一君) 日程第38、各常任委員会の閉会中の継続調査の申し出についてを議題とします。 各常任委員長から、所管事務のうち会議規則第110条の規定によって、お手元に配布しております所管事務の調査項目について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]